妖刀使いの月姫
「美織…本当に行ってしまうの…?」
1人リビングに残された母親。
《仕方ない…お前も18で家を出ただろう…____》
母親しか居ないはずのリビングに男の声が響く…
「静紅…勝手に出てこないでちょうだい」
男の声に反応する母親。
《美織も夢を見たのだろう…。そろそろ月姫の力が解放される…___》
「美織…」
母親の頬には1筋に涙がこぼれた。
男の声はそんな母親の手に“俺はそばにいる”とでも言うように現れた。
妖刀の姿となりて…。
妖刀の柄には『静紅-Shizuku-』と掘られていた…___
1人リビングに残された母親。
《仕方ない…お前も18で家を出ただろう…____》
母親しか居ないはずのリビングに男の声が響く…
「静紅…勝手に出てこないでちょうだい」
男の声に反応する母親。
《美織も夢を見たのだろう…。そろそろ月姫の力が解放される…___》
「美織…」
母親の頬には1筋に涙がこぼれた。
男の声はそんな母親の手に“俺はそばにいる”とでも言うように現れた。
妖刀の姿となりて…。
妖刀の柄には『静紅-Shizuku-』と掘られていた…___