―僕の生きる意味―
第一章

遠い記憶






_______バシッ


なんで…僕がこんな目に合わなきゃいけないの…?


「あんたはなんでいつもそうなのよ!ほんとうんざりだわ!!」


そういって僕を殴り続ける僕の’母親’
母親…なんて呼べるのだろうか



「__もういいわあんたここからでていって、もう帰ってこないで。」


唐突に告げられた言葉に僕は__走りだした


それはもう全力疾走だった




_でもなんで?僕の頬には1筋の水滴が垂れていた
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