青い蝶

夕食

~misato side~

「皆さ~ん。イオリ君とご飯作りましたー。食べましょう!!」


ドアから、食事の乗ったトレーを持ってひょっこり顔を出した
リビングでは、ロイとまだらさんと、いつのまにやら居る、陽介が机を囲うように座っていた



「皆どうしたの? 男3人で集まったりして」
「えぇ~! 僕抜きでですかァー!!!」


私に続いてイオリ君も顔を出した。


「別に君達が聞いてはいけないような話はしてないよ 」


まだらが余計怪しくさせるだろうと思わせる言葉を発した
いかがわしいよ……

イオリは、プクーっと頬を膨らませて「本当ですかァー?」と言う

まぁ。そうなるわね……
< 131 / 300 >

この作品をシェア

pagetop