最強ヤンキーとおてんば美少女

「姫歌ちゃん…」



「バカだな、あいつ」



みんながなにか言ってるようだったけど私は目の前の美人さんで頭がいっぱいだった



「そりゃ、知ってるわよ〜いつも生意気な弟から話聞いてるもの」



ん？弟？



「弟って、この学校にいるんですか？」



「ええ、姫歌ちゃんの近くに」



「私の近く？」



「あ〜こう言ったらわかるかしら？私は平野桜」



「あ〜平野桜さん聞いたことあります〜確か、蓮のお姉さん……えーーーー？！？！」



「やっと気付いたか…」



「姫歌って本当鈍いよね」



「れ、れれれ蓮にこんな綺麗なお姉さんが？！」



「綺麗だなんてやめてよ、もう！」



「そうだぞ。ババアだからな」



「うるさいわね、弟」



「モデルさんみたい…」



あまりにも綺麗な顔立ちにうっとりする私



「姫歌、あまりそいつに近付かないほうがいいぞ」



「え？なん「姫歌ちゃんってすっごい可愛いー！！！」」



ギュッ



「むぐっ…」



突然、抱きしめてきた桜さんに変な声が出る私



「蓮から可愛いとは聞いてたけどまさかこんなに可愛いなんて！！」



く、苦しい…



「もう小動物みたーーい！！ペットにしたいくらいだわ〜！！手元に置いておきたいわ〜！！」