最悪な初恋

「でもよくここまで頭が働くね？麻衣子の事、好きなんじゃないの？」

「友達として当然だろ。」

「あれ？照れてる！照れてる！」

「からかうなって。優衣、麻衣子の次に危ないのはお前だからな？」

「なんで私？」

「女だし、麻衣子の親友だからだ。あいつが相談しなかったのは、ストーカーがキレてお前を襲う可能性だってある。豊と一緒にいろ。麻衣子に心配かけないためにも。」

「…わかった。」

「とにかく、ストーカーが動いたら確実に捕まえる。それに…優衣は絶対に守る。」

「豊の言う通りだ。俺たちに出来る事は出来る限りやろう。」



さっきどさくさに紛れて<優衣を絶対に守る。>とか言っちゃったぜ。…恥ずかしい！


<優衣を絶対に守る。>だって！惚れ直しちゃった！






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