0の可能性

はぁ…

今日の仕事に支障が出ないように気をつけないと、今の私の気分は盛り上げようにも盛り下がる一方だから。

「そんなに落ち込まないの!私を好いてくれるのは嬉しいけど、次の貴方の上司は私みたいに易しくはないわよ。」

先輩…もっと落ち込みます。

そう、次のゆかりの上司はこれからゆかりと一緒に社長秘書を務めていくことになるのと同時に秘書課長でもあるので、今までみたいに安易に息抜きが出来なくなる。

しかも何だ、“男”とは。
小野先輩の替りで来るなら女性が良かった。

同じ職業でも男性と女性では全然違ってくる。職業柄的には特に、困ったことなどは無いだろうが、経験とキャリアの違うまったく知らない人と一から仕事をこなすのが、ゆかりは嫌なのだ。

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