0の可能性

「でも安心して。超絶色男だから」

私の肩に手をやり、そうつぶやくとコーヒーを持って小野先輩は社長室へ入って行った。

安心なんて出来ないです。どうか、何事もなく仕事がうまく行きますように。それだけでいいです、神様、仏様、サンタ様。

たとえこの身が30になって独身でも、キャリア・ウーマンになれてなくてもいいので、
ちょっぴりリッチな生活が送れて、Quinnの品が買えて、それとなく社長の事業がうまくいけばいいので。お願いします。


色男なんてどうでもいいです。


話によると、次の上司は私より3つ上で社長のサポートは勿論のこと会社全体を良好な状態に持って行ってくれるらしい。

国際大卒、英語・秘書検定1級、海外秘書経験有りで、小野先輩から見て容姿も極上揃いで悩殺という、非の打ち所の無い文句なしのパーフェクトマン。

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