恋と部活の両立法



3日後大会があったが、もちろん湊川先輩のレーンには誰もいなくて。



【棄権】


ということになった。





他の先輩も走るというのに、

俺は先輩がいないならいかない。


そんな理由で2日間の大会を休んだ。





2日目の大会後緊急学校会が開かれて、

全校生徒が学校に集められ、

事故の説明があった。





俺はその際に体育館から1人抜け出し体育倉庫に渡しそびれた色紙を


想いを…


しまった。




これでいいと自己満足。

でも本当は全然ダメだった。



また、思い出して涙が溢れてくる。


そのうちいつのまにか倉庫の前には部活のメンバーや朱理、先輩のクラスメイトが集まっていて、


みんなで泣き叫んでいた。
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