恋と部活の両立法
生徒会長さんの話が終わると生徒は解散となり、各自自分のクラスに移動することに。
みんなが友達と仲良くクラスに向かう中、私はひとり……っとなる。
「ねぇ、君何組?」
その時、前を歩いていたチャラチャラしてそうな茶髪の男子たちがいきなり話しかけてきた。
『1組ですけど。』
「マジかよー。残念。」
「おつー。」
何が残念なのだか。
私は良かったです。
これ以上絡むのが面倒だったのでそのまま集団の横を通り過ぎようとすると、ガシッと腕をつかまれる。
「なぁなぁ、彼氏とかいるの?」
『………。』
諦めの悪い奴ら…。
しかも、腕掴むとか気持ち悪い。
『離してください…!』