恋と部活の両立法

びっくりして顔をあげるとそこには私と同じくらいの背の女の子。

キリッとした目にポニーテールがよく似合う。


嘘…、
この子が助けてくれたの…。




「なんだよ朱理(あかり)。今良いところだったのに。」


「何が良いところよ。そう思ってたのはあんたたちだけじゃない。
この子はすごい嫌がってたわよ。」



「そんなの知るかよ。
いつもいつも俺たちのスーパーナンパ邪魔しやがって。」


「ごめんなさーい。以後気をつけますー。」


「チッっ、、行こーぜ。」

「「あぁ。」」





女の子の言葉を聞いた男たちはやっと諦め、私たちの前から去って行った。
< 22 / 291 >

この作品をシェア

pagetop