恋と部活の両立法
びっくりして顔をあげるとそこには私と同じくらいの背の女の子。
キリッとした目にポニーテールがよく似合う。
嘘…、
この子が助けてくれたの…。
「なんだよ朱理(あかり)。今良いところだったのに。」
「何が良いところよ。そう思ってたのはあんたたちだけじゃない。
この子はすごい嫌がってたわよ。」
「そんなの知るかよ。
いつもいつも俺たちのスーパーナンパ邪魔しやがって。」
「ごめんなさーい。以後気をつけますー。」
「チッっ、、行こーぜ。」
「「あぁ。」」
女の子の言葉を聞いた男たちはやっと諦め、私たちの前から去って行った。