恋と部活の両立法
「相沢ー!」
『はい!』
「一之瀬ー!」
「…はい。」
「上田ー!」
「はい!」
順調に進んでいくと思われた出席調べ。
だが、私は自分の列の1番後ろまで先生が名前を呼び終わったところである事に気付く。
私の後ろ…
今、返事したよね?
確か始業式の時はいなかったはずなのに…
気になって恐る恐る振り返ると、
『え?』
「マジかよ。」
私の後ろには今朝家の横で出会ったあの【ムカつくやつ】がいました。