EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ

はい、と答えようとした瞬間、横から受話器を引ったくられた。

「聞こえてるよ。誰が暴力的だって?父上…!」

白魔だった。

「父上が心配する必要性ないから。小鳥には僕らがついてるから、ずっとフランスにいなよ」

言いたいことを吐き出すと、白魔は「次どうぞ」と言わんばかりに受話器を静理へ渡した。

「ジェラルド、貴方の顔は後百年くらい見たくありません」

ニコニコ顔で嫌み全開の次男。

「父様!僕が可愛いって何!?」

「小鳥のことは俺に任せて!」

「守ってあげるからさ、小動物に首輪つけていい…?」

「………眠い」


次々と皆、電話の周りで言いたい放題。


最終的に白魔が「じゃあね」の一言で電話を切った。


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