イケメン弁護士の求愛宣言!
そんなストレートな言葉に、自然と顔が緩んでくる。

「私も、真斗さんと手を繋ぐのは全然イヤじゃないのに、さっきの人たちは本当にイヤでした」

不思議なくらいに、真斗さんの手の温もりは、ときめきと安心を感じる。

素直な気持ちを口にすると、彼は握る手に力をこめた。

それから約十分ほどしてアパートに着いたけれど、その間会話は全然なくて少し不安になっていた。

さすがに疲れたんじゃないかな……。

本来なら、途中からタクシーに乗るつもりだったのに、結局最後まで歩いちゃったし。

もしかして、私を送ったことを後悔してるとか。

「真斗さん、ありがとうございました。疲れてませんか?」

本当にさっきから黙ったまま……。

おそるおそる見上げた瞬間、いきなり真斗さんに抱きしめられた。
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