イケメン弁護士の求愛宣言!
ギュッと真斗さんの手を握って歩く夜の街は、こんなにロマンチックだったのかと思うほど、キラキラと輝いて見える。

ひとりで歩くと味気ないのに、真斗さんが一緒だとなんだか楽しい。

「だけど、由依子ちゃんをひとりで歩かせるのは心配だな」

「えっ?」

ふいにそう言われ、返事に困ってしまった。

ちょうど繁華街を抜けたところで、人の数がかなり減っている。

「だって、さっきナンパされてたじゃないか。あのときなんて、かなり強引に誘われてたもんな」

ブツブツ思い出しながらボヤく真斗さんに、思わず笑みがこぼれる。

「さっきは、本当にありがとうございました。『人の彼女に』ってセリフ、ドキッとしました」

真斗さんは今までも、あんな風に好きな人を助けてきたのかな……。

そう思ったら、複雑な気持ちになってくる。

すると、真斗さんは照れ臭そうに苦笑いをした。

「ごめん、ちょっと調子に乗った。さすがにムカッとしてさ。あいつらに、由依子ちゃんを触らせたくない」
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