イケメン弁護士の求愛宣言!
「で、でも……」

ここじゃ、ゆっくり寝られないんじゃないかな?

真斗さんのところみたいに、ベッドが広くないし。

シングルベッドに大人ふたりはかなり限界で、真斗さんは壁際にくっついて寝ている。

こんな風に抱きしめてもらえる私はいいけど、真斗さんのことは心配だ。

「由依子が迷惑なら帰るよ? だから、ちゃんと教えて」

目を閉じたまま、真斗さんはそう言う。

かなり眠いみたいで、口調がかなりゆっくりだけど、ちゃんと会話をしてくれるのが嬉しい。

「迷惑なわけないよ。私は、真斗さんが側にいてくれる方が安心するもの。だけど、ここじゃ寝にくくない? 狭いし……」

「それならよかった。オレも由依子が側にいるほうが安らぐから。広いベッドも、ひとりだと寂しいよ」

真斗さんはそう言うと、また眠りについた。

そして私はというと、彼の言葉に幸せを感じながら隣で眠った。
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