イケメン弁護士の求愛宣言!
「ええ〜⁉︎」

思わず声を上げていて、耶恵さんが慌てて「シーッ!」と、人差し指を口元に当てた。

だって、驚かずにはいられないでしょ?

真斗さんの彼女は私だし、昨日はアパート以外で彼に会っていない。

まさか、耶恵さんがアパートにいたはずがないし……。

誰を見たというんだろう。

「すごくキレイな人だったのよ。スラッとして知的な感じで……。彼と行ったカフェで見かけたんだけど、仲よさそうな感じだったのよね」

「仲よさそう?」

知的でスラッとした女性と言われれば、美織さんしか思い浮かばない。

それに、彼女は真斗さんに未練があるから、会いたがっても不思議じゃない。

それに検事という職業柄、真斗さんと顔を合わせる機会もあるはずだし……。

だけど、『仲よさそう』は聞き捨てならない。

心に湧いたヤキモチを感じながら、耶恵さんを見つめた。
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