イケメン弁護士の求愛宣言!
誰もいない高台で、しばらく私たちは抱きしめ合っていた。

夜風の気持ちよさと真斗さんの胸の温もりに満たされ、このままずっとこうしていたいと思ってしまう。

だけど、これから向かう場所を思い出して、真斗さんへふと問いかけていた。

「同期会、始まっちゃうんじゃない? 早く行かなきゃ……」

もう少し余韻に浸っておきたいというのが本音だけど、そういうわけにはいかない。

すると、真斗さんはそっと体を離すと、目を細めて微笑んだ。

「そうだな。そろそろ行こう。みんなにも由依子を改めて紹介したいから」

「改めてって?」

改めてもなにも、真斗さんの友達には会ったことがない。

その言い回しを不思議に思っていると、真斗さんはクスッと笑った。

「オレの結婚相手としてってこと。オヤジには由依子にプロポーズをするって報告済なんだ。あとは仲間たちだけだから……」

「そ、そうだったの⁉︎ でも、同期会には来島先生もいるし、事務所の先生たちにバレちゃうかもよ?」.
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