~Still~
飲み会が始まって30分が過ぎた頃、エレナは、チラリと颯太を見て話しかけた。

「あの、颯太くん」

「はい」

颯太の表情は、相変わらず固いままだった。

なんだ、まだ機嫌悪いんだ。

「私、そろそろ行くね。長居すると申し訳ないし」

「何処にですか?」

エレナはテキーラ以外手を付けなかった。

「……適当に夕飯食べて帰るよ。ここのお金、後で颯太くんに払うから、私の分、立て替えといて」

「分かりました」

颯太は、軽く頷いた。

わかりました、だって。いつもと違って感じ悪ぅ!
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