~Still~
エレナは、よろけた。

「高宮さんとそういう関係なら、どうして私に好きだって言ったの?!
彼女といればいいじゃない!!
なんで、私をここによんだのよ!!」

「聞いてください」

颯太の苦しげな顔と掠れた声。

「聞きたくない!
私の話をしながら、ベッドで抱き合ってたらしいわね!!
大した趣味だわ!!吐き気がする!!!」

エレナは、身体中の力を使って叫んだ。

「出ていく!どいて!」

「聞いてください!」

ドアに立ち塞がったままの颯太を、エレナは睨んだ。

「俺の話を聞いてください」

「どけっつってんのよっ!!」
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