~Still~
ジョーイは、エレナの真面目な顔を1、2秒見つめたが、ぶっきらぼうな口調でこう返した。

「ポッパエアの前評判による」

「あっそ!じゃあね、ジョーイ」

「段々、お前と口喧嘩出来なくなる日が迫ってる気がするぜ」

エレナはジョーイを振り返った。

「なぜ?」

何故って。

ジョーイはオフィスの窓から、遥か下の道路を見下ろした。

近い未来、この高さ位の差が出来そうだからじゃねーか。

俺と、お前に。

エレナは、何も答えないジョーイの横顔をジッと見つめた。
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