~Still~
「じゃあ、私もそろそろホテルに帰るよ。隆也はどうする?」

隆也は腕時計に眼をやりながら答えた。

「俺も帰るよ。仕事だし」

「じゃあ、帰ろっか」

四人は席をたった。

帰る方向が同じの咲希と亜子が一緒にタクシーに乗り込むのを見届け、エレナは隆也と歩き出した。

「ホテルどこ?送ろうか?」

「大丈夫。ミッドタウンだから。タクシーですぐだよ」

「じゃあ……少しあるかないか?」

「うん」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「城田、エレナ?」
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