俺たちの妹・2

「……………分かった。引き受けてあげる。ってかその方がいいでしょ。
みぃにもう一度彼女と対面して欲しくないし」

「いいのか?」

「もちろん。親友の為だもの」

案外すんなりと引き受けてくれた。


「今から時間ある?協力してくれる人集めるよ」

「大丈夫よ」


俺は悠斗と楓に声をかけた。

2人は数分で来てくれた。

「初めまして、桃谷桜です」

「初めまして、高橋楓です」

「「よろしく」」

2人の挨拶が終わると早速話を進める事にした。

楓の説明を悠斗にもすると、悠斗も協力してくれるとの事だった。


「今日はみぃが休みだったから、鬱憤溜まってるかも知れないな」

「……………明日が絶好のチャンスって訳ね」

低い声を出した桜に男3人は驚いた。

「桜、みぃのフリだから言い返しちゃダメだよ」

「……………分かってる」

その間が怖いけど…

でもみぃの為に我慢してくれると信じてる。
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