俺たちの妹・2
少しして彼方が帰ってきた。
「日向、驚いていたけど、大丈夫だって。彩が迷惑じゃないか心配してたけど、彩からの提案だって言っておいたよ」
「彼方、ありがとう」
「でも彩、一つだけ約束して」
真剣な顔で私を見つめる彼方。
「なぁに?」
「みぃを抱き上げることや重たいものは持ったりしないで」
「え?」
「今まではみぃの体重くらいなら持ち上げられただろうけど、彩はもう一人の身体じゃないんだから……。
日向にはまだ言わない代わりに、重たいものを持ち上げることはやめてね」
彼方は心配性だな〜。
でも、それで彼方が安心出来るなら、私は無理はしちゃダメだよね……
「分かった。無理はしないし、みぃちゃんを抱えない」
「…………良かった。彩の事だから、嫌だと思ったら、守らないだろうなと思ってたから……」
「もう、彼方の中での私って、凄く勝手じゃん」
「勝手と言うより、自分の意思があるって思ってるんだけどね」
そんな事言われると恥ずかしい……
「ねぇ、抱えるって抱き上げる事だよね?」
「うんそうだよ」
「支える事は大丈夫だよね」
「…………それくらいならいいよ。みぃも辛いだろうし。でも彩が負担にならない事が前提だからね」
「…………分かった」
「日向、驚いていたけど、大丈夫だって。彩が迷惑じゃないか心配してたけど、彩からの提案だって言っておいたよ」
「彼方、ありがとう」
「でも彩、一つだけ約束して」
真剣な顔で私を見つめる彼方。
「なぁに?」
「みぃを抱き上げることや重たいものは持ったりしないで」
「え?」
「今まではみぃの体重くらいなら持ち上げられただろうけど、彩はもう一人の身体じゃないんだから……。
日向にはまだ言わない代わりに、重たいものを持ち上げることはやめてね」
彼方は心配性だな〜。
でも、それで彼方が安心出来るなら、私は無理はしちゃダメだよね……
「分かった。無理はしないし、みぃちゃんを抱えない」
「…………良かった。彩の事だから、嫌だと思ったら、守らないだろうなと思ってたから……」
「もう、彼方の中での私って、凄く勝手じゃん」
「勝手と言うより、自分の意思があるって思ってるんだけどね」
そんな事言われると恥ずかしい……
「ねぇ、抱えるって抱き上げる事だよね?」
「うんそうだよ」
「支える事は大丈夫だよね」
「…………それくらいならいいよ。みぃも辛いだろうし。でも彩が負担にならない事が前提だからね」
「…………分かった」