俺たちの妹・2
みぃの熱は、上がったり下がったりを繰り返した。

そして今回は、こんな状態になるみぃを一人にしないで良かったと思った。





みぃの病室で仕事をしていると、突然夜中に目を覚ましたみぃ。

「…………かな、にぃ」

熱のため、荒い呼吸になっているみぃ。

「どした?」

みぃのベッドにそっと近づいた。

「ごめ、んね……」

「ん?」

俺はこんな時は謝って欲しくない。

辛いのはみぃなんだから、ワガママを言っていいくらいだし……

「あや、さんと、あっくん、に会えなくて、さみ、しぃね……」


やっぱりみぃは自分より周りの人が優先だった……

「みぃが気にすることないよ。彩も新もみぃが帰ってくるの待ってるから、早く熱下げような」

「…………うん」


みぃは、ゆっくり目を閉じた。


早く良くなるんだよ……

そんな意味を込めて、おでこにそっと手を当てた。




やっぱりなかなか下がらないか……


俺は司に連絡して、点滴を入れてもらうことにした。
< 471 / 612 >

この作品をシェア

pagetop