俺たちの妹・2
みぃの熱は、2日経ってようやく落ち着いた。
「みぃ、診察するね」
熱が下がったので、この診察が終われば退院だ。
「つーくん……」
「ん?」
「ごめんね……」
「どうしてみぃが謝るの?」
「…………迷惑掛けたから」
「迷惑だなんて思ってないよ。みぃが元気になる事、それが一番だから。」
そう言い終わると、聴診を始めた司。
ゆっくり丁寧にしている。
「…………うん、大丈夫かな。みぃが無茶さえしなけりゃね。さて、俺からいくつか質問があるよ。これは診察だから、ちゃんと答えるんだよ?」
司の言葉に小さく頷いたみぃ。
「…………最近寝不足なんじゃない?」
司は率直に聞いた。
「…………え?」
みぃは、そんな事を聞かれると思ってなかったのか驚いている。
「新が生まれてから、寝れてる?」
「…………寝れて…るよ」
「寝れてないんだね」
「でも、彩さんの方がもっと大変だから……かなにぃ、彩さんには言わないで……」
みぃの優しさが今は痛いな…………
「…………分かった。でも、みぃがきちんと眠れる環境作らないとダメだな……」
「みぃ、診察するね」
熱が下がったので、この診察が終われば退院だ。
「つーくん……」
「ん?」
「ごめんね……」
「どうしてみぃが謝るの?」
「…………迷惑掛けたから」
「迷惑だなんて思ってないよ。みぃが元気になる事、それが一番だから。」
そう言い終わると、聴診を始めた司。
ゆっくり丁寧にしている。
「…………うん、大丈夫かな。みぃが無茶さえしなけりゃね。さて、俺からいくつか質問があるよ。これは診察だから、ちゃんと答えるんだよ?」
司の言葉に小さく頷いたみぃ。
「…………最近寝不足なんじゃない?」
司は率直に聞いた。
「…………え?」
みぃは、そんな事を聞かれると思ってなかったのか驚いている。
「新が生まれてから、寝れてる?」
「…………寝れて…るよ」
「寝れてないんだね」
「でも、彩さんの方がもっと大変だから……かなにぃ、彩さんには言わないで……」
みぃの優しさが今は痛いな…………
「…………分かった。でも、みぃがきちんと眠れる環境作らないとダメだな……」