君のためなら
私は昔から魔力が高く、
人の心を見通すことが出来た。
そして知った。
口ではどれだけ褒めたたえても
心は恐怖し怯えていることを。
だが、たったひとり例外がいた。
私と同じ高い魔力で生また子供。
それがラウだった。
ラウの魔力が高いためか
ラウの心はよく見えなかったが
それでも、ラウの中には
恐怖も怯えもなかった。
しかし、それもきっとただの思い違い。
強い者が2人居れば
きっともうひとりを消しに来るだろう。