ウェディングロマンス~誓いのキスはふたりきりで~
「あ、あの……響さん……」
不機嫌にさせてしまった気がして、焦ってそう声をかける。
響さんはリビングに足を踏み入れて、パンツのウエストに指を引っ掛けて俯いた。
「……俺はまだ全然足りない。萌の気持ち、もっと欲しい。俺も、もっともっと萌を愛したい。
それなのに今子供なんか出来たら……」
そう言って、私から表情を隠したまま。
「……子供に夢中になる萌見て、自分の子供に嫉妬しそうだし」
ボソッと小さな声でそう続けた。
その声に、ドクンと大きく鼓動が高鳴った。
「あ……」
どうしよう。
響さんの言葉がとてもくすぐったくて照れ臭くて……。
そして、とてもとても嬉しい。
溢れ来る想いをどうしていいかわからなくて、私は響さんの背中に抱き付いた。
私の腕の中で、響さんが小さく息を飲んだのが気配で感じられた。
「あ、あの、響さん。……私も、まだまだ響さんと二人がいいです」
「……どうだか」
「本当ですっ……。私だってまだ響さんの『恋人』でいたい。……でも……」
腕を離して、響さんの正面に回り込んだ。
そして、真っ直ぐその瞳を見上げた。
「いつか……私達に新しい家族が出来ても、響さんへの愛情を減らすなんてこと、ありませんから」
涙で潤んだ瞳を精一杯響さんに向けて、私は必死に笑顔を浮かべた。
不機嫌にさせてしまった気がして、焦ってそう声をかける。
響さんはリビングに足を踏み入れて、パンツのウエストに指を引っ掛けて俯いた。
「……俺はまだ全然足りない。萌の気持ち、もっと欲しい。俺も、もっともっと萌を愛したい。
それなのに今子供なんか出来たら……」
そう言って、私から表情を隠したまま。
「……子供に夢中になる萌見て、自分の子供に嫉妬しそうだし」
ボソッと小さな声でそう続けた。
その声に、ドクンと大きく鼓動が高鳴った。
「あ……」
どうしよう。
響さんの言葉がとてもくすぐったくて照れ臭くて……。
そして、とてもとても嬉しい。
溢れ来る想いをどうしていいかわからなくて、私は響さんの背中に抱き付いた。
私の腕の中で、響さんが小さく息を飲んだのが気配で感じられた。
「あ、あの、響さん。……私も、まだまだ響さんと二人がいいです」
「……どうだか」
「本当ですっ……。私だってまだ響さんの『恋人』でいたい。……でも……」
腕を離して、響さんの正面に回り込んだ。
そして、真っ直ぐその瞳を見上げた。
「いつか……私達に新しい家族が出来ても、響さんへの愛情を減らすなんてこと、ありませんから」
涙で潤んだ瞳を精一杯響さんに向けて、私は必死に笑顔を浮かべた。