ウェディングロマンス~誓いのキスはふたりきりで~
なんだろう。響さんらしくない。
言いたいことがあるのに、それを躊躇ってるような感じ。
私は思い切って真っ直ぐ響さんを見つめた。
膝の上に両手を置いて、なんとなくキュッと握り締める。
「……あの、響さん? 何かあったんですか?」
聞く姿勢を見せて尋ねると、響さんは腕組みしてドアに背を預けた。
そして、一瞬沈黙した後で、小さな溜め息混じりに問い掛けて来る。
「……今日、うちの清水に会った?」
「え?」
その言葉にしっかりと顔を上げて、私は何度か目を瞬かせた。
そして、何を聞かれているのか合点する。
「あ……はい。なんか、総務にいらしたみたいですけど」
「アイツと、何話した?」
らしくないくらい矢継ぎ早に尋ねてくる響さんに、私は一瞬口籠った。
「結婚式に出てくれたって言うので、お礼を……」
「それだけじゃないだろ?」
更に突っ込んで聞かれて、どこまで正直に話していいのか迷った。
黙ったまま響さんの表情を窺っても、どう見ても機嫌がいいとは言えないのがわかる。
「……からかい過ぎた、悪かったって言っておいて、って伝言されたんだけど」
眉間に皺を刻んで、響さんが私を探ってる。
言いたいことがあるのに、それを躊躇ってるような感じ。
私は思い切って真っ直ぐ響さんを見つめた。
膝の上に両手を置いて、なんとなくキュッと握り締める。
「……あの、響さん? 何かあったんですか?」
聞く姿勢を見せて尋ねると、響さんは腕組みしてドアに背を預けた。
そして、一瞬沈黙した後で、小さな溜め息混じりに問い掛けて来る。
「……今日、うちの清水に会った?」
「え?」
その言葉にしっかりと顔を上げて、私は何度か目を瞬かせた。
そして、何を聞かれているのか合点する。
「あ……はい。なんか、総務にいらしたみたいですけど」
「アイツと、何話した?」
らしくないくらい矢継ぎ早に尋ねてくる響さんに、私は一瞬口籠った。
「結婚式に出てくれたって言うので、お礼を……」
「それだけじゃないだろ?」
更に突っ込んで聞かれて、どこまで正直に話していいのか迷った。
黙ったまま響さんの表情を窺っても、どう見ても機嫌がいいとは言えないのがわかる。
「……からかい過ぎた、悪かったって言っておいて、って伝言されたんだけど」
眉間に皺を刻んで、響さんが私を探ってる。