ラブレッスン
パソコンをシャットダウンさせて、給湯室に向かい、
使い終わっても洗われてない湯呑みやコーヒーカップを洗って、

台拭きを漂白剤に浸けて湯沸し器の電源を切った。





帰り支度も済ませて立ち上がった時、マナーモードに設定してる携帯が細かく震えた。





メール受信の表示がされて、開いて見てみる。







送信者には、結城歩の名前。

お昼に屋上で連絡先を赤外線で交換し合った。




そうすれば企画部に突然顔を出される事もなくて良いと思ったから。





メール早速送ってきたの?




私メールは面倒だから返信も滅多にしないっていったのに。





ため息を吐きながら本文を確認するためにメール文を開いて見て、固まった。



< 110 / 360 >

この作品をシェア

pagetop