ラブレッスン

彼女の告白

しがみついた私の頭に手を移動させて髪を鋤くように撫でられる。






密着した体から控えめに香る香水の様な香りとずっと吸っていなかったタバコの味がするキスに酔ってしまいそう。







ずっとこうしていて。











そう願わずにはいられない。











寄り添った体の胸元で機械的な電子音と振動が伝わってきて体がビクついた。







同時に離れる唇に体。









一瞬で我に返って背を向けた。







チラチラと見てくる通行人。






それが一層恥ずかしさを増長させて、この場から離れたい気持ちになった。






だけど、いつの間にか腕を掴まれていて顔だけ振り返って結城歩を見る。







そこには背を向けて電話に出てる後ろ姿があった。






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