続・エレベーター
『まさか亡くなってるなんて…、思いもしませんよね。』


わたしは美香のお母さんに同調して、大きく頷いた。


『そうなのよ…。そうなんだけど…。』


ものを含んだその言い方がやけに気になって、わたしは美香のお母さんの言葉の続きを待っていた。


『…美香に言ったのよ、「真由ちゃんが殺された」って。「真由ちゃんのお母さんと義理のお父さんも亡くなってる」って。』


『そしたら、美香は…?』


わたしはその時の美香の様子を聞いた。


『その時ね、美香、「解ってる」って言ったのよ。』


『え!?』




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