…だけど、どうしても
もう、目眩と快感と焦れったさで、何がなんだかわからない。
「…あ、あんっ、あっ…だめっ…」
「何が駄目なの。全部俺のものなのに?」
「あっ…」
遂に下着の中に手が滑り込んできて、私は悶えながらまた崩れかけ、もう片方の手でそれを阻止され、身体がバラバラになりそうで、泣きながら小さく叫ぶ。
「許、して、紫苑っ…」
紫苑は無視して私の身体に火をつけ続けるのに、肝心なところをきちんと触ってくれずに焦らし続けるから、もう、おかしくなる。
「紫苑、おねがっ…あ、ああっ…」
「ここも、俺のもの。そうだろ?」
そんな声と一緒に指が中に入り、浅いところをゆるく掻き回す。
「あ、あっ…ご、めんなさっ…紫苑、ゆるし、てっ…」
「許さないよ。そうやって一晩中俺の名前を叫んでれば良い。自分の声で自分が誰のものなのか思い知るんだ。」
「あ、…あ、あん、あっ…し、おんっ」
こんなこと、いつまで続くの…私はがくがく震える脚で立っていられるはずがないのに、いつまでも立たされて、いつまでも弄ばれる。
「紫苑、…ごめんなさいっ…あぁっ、紫苑、ねぇっ…」
私の悲鳴だけが虚しく響く。
鏡の前でそうやってどれくらい責められていたかわからない。私が自分の意志では指一本でさえ動かせなくなってから、彼は私をベッドの上に放り、本当に一晩中犯し続けた。