催涙雨。



それから1か月。

どこに行っても警察。


大袈裟だな。

なんて思ってしまう。



今となっては警察の方が

怖いです。



警察にはママのことを話した。


でも、誰も子供のいうことなんて

信じてはくれなかった。



所詮そんなもんだよね。




そして月日は流れ、

次第に警察は去り、

それと共に星夜の送り迎えも

断った。



平凡な日は続き

小学校を卒業し、中学に入学した。


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