恋した責任、取ってください。
 
「もちろん、なっちゃんに決まってるでしょー!」


そう言う大地さんは、「はうぁっ!?」と固まる私を楽しそうに見上げると、すぐに高浜さんやザキさん、佐藤さんやルイネエ、コートに駆け出してきていたチームのみんなに「大声でのろけんじゃねーよっ!」ともみくしゃにされながら、心の底から楽しそうに笑う。

そういう私のほうも、大地さんに負けず劣らず、弥生や悠斗くんにニヤニヤ笑われたりしたんだけれど、でも、こういう気恥ずかしさもまた、信頼しているみんながいるからこそ心地がいい。


少しして、やっとみんなの輪の中から抜けた大地さんが、再び私を見上げて笑う。

私以外に食べたいメニューでも思いついたんだろうか、と思っていると。


「もう結婚しちゃおっか?」


そんな台詞が、耳に届いた。


「はい!」


またすぐにもみくしゃにされながら囃し立てられる大地さんに向かって、今度は固まらずに私も応える。

するとさらに激しさを増す手荒い祝福攻撃に、もうされるがままに徹することにしたらしい大地さんが、輪の中心でやっぱり心から楽しそうに笑っていて。

「きゃー! お姉ちゃーん!」と抱きついてきた弥生にされるがままになりながら、私も声を上げて笑った。


終わり良ければ、すべて良し。

私はこれからも、大地さんのそばでずっとずっと笑っていますから。

大地さんもどうか、これからも私のそばで、ずっとずっと笑っていてくださいね。

大地さん、大好きです。





* END *
 
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