生贄投票
姉ちゃんが死ぬ……。


そんなことは絶対にあってはならない。

リミットがいつなのか分からないけど、絶対にノルマを達成してやる。


孝史はそう思った。


ひたすらタップし続けていると、母が二階に上がってきて、夕飯を済ませるようにと言って、代わってくれる。


「なぁ母さん」


「何?」


「これってどう思う?」


孝史は少し母と話をしたくて、すぐに階下には下りなかった。
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