生贄投票
どれくらい眠ったのか?


うなされて目を覚ますと、肌寒いくらいの部屋の中だというのに、環奈は寝汗をかいていた。

今朝あれだけお願いをしたのに、昨日と変わっていない進捗状況の数字。

学校に登校して、クラスメイトに文句を言ったら、クラスメイト全員に「じゃあ自分でタップしろよ」と言われて、全員のスマートホンを押し付けられる。そんな夢を見ていたのだ。


時計を見ると11時58分。

ヤバい寝過ごしてしまった。すぐに階下に向かって、部屋を後にする。


リビングに入ると、両親の姿はなく、孝史が一人で頑張ってくれていた。
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