生贄投票
「明日もう一度学校に行って頼んでみようと思うんだけど、孝史明日もお願い出来る?」


今日も学校を休ませて、ずっとタップするのを押し付けているから、明日もとなると、本当に申し訳なく思う。


「ああ、全然いいよ。姉ちゃんのぶんは俺に任せて、姉ちゃんはエドメってヤツを説得してよ」


「うん。有り難う」


そう言ってもらって、本当に嬉しかった。


「でもさぁ、一人だけ全然やってくれないって……何なんだコイツ」


孝史はスマホの画面を見ながら顔を歪める。


「ちょっと変わってて、女子には嫌われてる。でも、とにかく明日もう一回頼んでみるよ」


そう言いながら、環奈は気が重かった。
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