生贄投票
翌日、環奈はタップを孝史に任せて、昨日同様学校に向かう。


何と言ってお願いすれば、エルゴンはタップしてくれるのだろう。


昨日はみんなの前で土下座までした。その結果、エルゴン以外のみんなは、それなりに回数を増やしてくれている。


エルゴンを説得するにはどうすればいいのだろう……。


どうしてもやってくれそうになかったら、昨夜からずっと考えている最終手段に出るしかない。


エルゴンのスマートホンを奪って逃走し、自分がエルゴンの代わりに10万回タップするという最終手段に……。


環奈はそう決心して、校門をくぐった。
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