生贄投票
授業が終わり、教師が教室を出た途端、美奈都は修太に電話をかける。


『もしもし』


すぐに修太が出てくれた。


「タマ子どう?」


『とりあえずエルゴンのと、後は男子の出席番号1番から順にやっていってて、今三人目だよ』


「すごい。じゃあエルゴンのは、もう出来たんだね」


『ああ、多分今頃、カウントが5000くらいは行ってるんじゃないかな? 確認してみないと分からないけど』


「うん。分かった。すぐに確認してみる。有り難うねタマ子」


『おお、お礼に今度デートしてく』


修太がまだ話している途中なのに、美奈都はさっさと電話を切ってしまった。
< 266 / 827 >

この作品をシェア

pagetop