生贄投票
待てど暮らせど、タマ子からのメールが来ない。

授業中だから電話をかけることも出来ないし、早く一時間目の授業が終わらないかなと思っていたら、

授業終了の10分ほど前になって、ようやくタマ子からのメールを受信した。


美奈都は教壇の教師に見られないように、コッソリメールを確認する。


たま『ごめん。朝4時頃まで頑張って、結構いいところまでは行けたんだけど、そのまま寝落ちしちゃってた。で、大変って何だよ?』


美奈都は教師を気にしながら、コソコソと返信を始めた。


バリィさん『エルゴンが許しを請うのをタップする条件として、カンナにエッチをさせろって要求してきたの。タマ子エルゴンのスマホにボットって仕掛けられないの?』


たま『あのバカ。最低だな! 待ってろすぐに取りかかるから』


バリィさん『どれくらいで出来るの?』


たま『たぶん10分くらい。その流れで、みんなのも順番にやっていくから』


バリィさん『分かった。一時間目の授業が終わったら、とりあえず電話するね』


美奈都はメールを送信すると、スマートホンをしまった。
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