生贄投票
美奈都はすぐにスマートホンを取り出して、環奈の番号を呼び出してから、そういえば環奈は今日、スマートホンを持っていないことを思い出した。


一時間目が終わったときには、環奈は柴田くんの家で眠っていると言っていた。


その後どうなったのか分からないけれど、柴田くんなら知っているかもしれない。


そう思って美奈都は、柴田康介に電話をかけることにした。


ところが、柴田康介に電話をかけたけど、呼び出し音は鳴るのに、誰も出ない。


心配そうな亜夢の顔を見て、美奈都は首を振る。


さっきの藤本のあれは、やはり環奈のことなのだろうか?


美奈都の胸は不安でいっぱいになった。
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