生贄投票
「そりゃそうだよ。私だって言いたくないし、みんなが誰に投票したのかなんて、気にはなるけど聞きたくないよ」


すぐに亜夢が同調してくれた。


「そりゃそうだ。どうやったって、投票したヤツに対しては、わだかまりが出来るんだから、俺も言いたくないよ」


「キックン……。そうだね。分かった」


晃司も同調したから、さすがにそれ以上は環奈も突っ込んでくることはなかった。


「でもさぁ、何であんなのが送られて来たんだろうね?」


でもすぐに、環奈は話を続ける。


「さぁ……さっぱり分からないよ」


亜夢が答えた。


美奈都は環奈のそばにいることが苦しくて、みんなから一歩下がって歩き始める。


そんな美奈都の心中など知らない環奈は、亜夢と晃司に向かって、自分の疑問をぶつけ始めた。
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