生贄投票
「何だよ今治」


美奈都のすぐ前にいた沼本竜吾が聞く。


「みんなは今夜、誰に投票するかもう決めてる?」


「は?」


竜吾は顔をしかめた。


竜吾だけでなく、全員が美奈都に注目する。


「アムは誰に投票するか決めてるの?」


「えっ、ワタシ? そ、それは別に……まだ決めてないけど……」


亜夢はそう言いながらも、視線は涼花に向けた。
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