生贄投票
「そりゃ……」


美奈都に見つめられた竜吾が、言いかけて言葉に詰まる。


そんなことを聞かれたって、正確な答えなど分からないのだ。



「みんなはどう思うの? やっぱり全員が死ぬまで続くのかな?」


「それは……」


「ずっと投票が続いて行って、結局みんな死んじゃうんなら、一つ提案があるんだけど」



「どんな?」


美姫が聞き返す。


その時教室のドアが開いて、茂木栞が飛び込んできた。
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