生贄投票
ホームルーム終了とともに、本当は学校をサボって明里の自宅に行きたかった栞だけど、

確かに藤本の言うとおりで、まずは家族に連絡をとるべきだと思った。


そうなるとジッと待っているのは我慢出来ない。


栞は職員室に戻る藤本の後を追った。


「おい、すぐに授業が始まるぞ」


「いいから先生、急ぎましょう」


「おい、オマエなぁ」


「いいから早く!」


突然真顔で怒鳴られたから、藤本はドキッとして、それ以上咎めなかった。
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