生贄投票
「おい、もう止めろよ!」


雅治だけでなく、数人に寄って集って蹴られている渡邉に、ようやくストップの声がかかる。


止めに入ったのは玉森修太だった。



「来週の生贄はてめぇだからな!」


雅治は渡邉に向かって吐き捨てるように言うと、ようやく蹴るのを止めて自分の席に座った。


「とりあえずボットの設置をするから、俺は家に帰るぞ」


「ああ、頼むなタマ」


修太に向かって菊川晃司が声をかける。


「ねぇ涼子、私たちも帰ろう」


美奈都は涼子に向かって声をかけた。
< 422 / 827 >

この作品をシェア

pagetop