生贄投票
「渡邉最低! 超ムカつく」


涼子の怒りは収まらない。


「っていうか、リョーコいつの間に渡邉に告られてたのよ?」


亜夢が興味津々に聞いた。


「夏休みに入る前だよ。でもさぁ、アイツちょっとキモイでしょ」


「確かに……」


亜夢が頷く。


「最初の投票のときにもアタシに入れてたし、実は昨日の夜に投票画面を見た時、何だかイヤな予感がしたんだよね」


涼子の顔が泣きそうに歪んだ。
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