生贄投票
翌日、体調を崩した美奈都は学校を休むことにした。


体調を崩したというより、精神的に参ったというのが正しい。


今の学校に入学して、一番最初に出来た親友を、自分の提案した作戦のせいで、殺してしまったという自責の念から、昨夜はほとんど眠ることが出来なかったのだ。


時間が巻き戻せたらいいのに。


美奈都は昨夜からずっと、そんなことばかりを考えていた。


母がパートに出かけてしまい、一人ぼっちの自宅で、ずっと眠れなかった美奈都は、いつのまにかウトウトと眠りにつく。


そしてどれくらい経ったのだろう。


スマートホンの着信音で美奈都は目を覚ました。
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