生贄投票
「そんな……」


『それで、今日はもう臨時休校になっちゃったから、今家に帰ってるところ』


「そっか……」


『やっぱりこのままじゃ、こういうことが起こるよ。何とかみんなが争わなくてすむ方法を考えなきゃ』


「だよね。でも……みんなが同票っていうのもダメだし……」


『そうだね』


「それよりさぁ、リョーコのことが気になるんだけど」


『うん。ワタシも……。投票画面に名前がなかったけど、まだ死体が見つかったわけじゃないし』


「何で何も言わずにいなくなっちゃったんだろう……」


『うん。本当だよ……』


二人とも黙り込んでしまった。
< 456 / 827 >

この作品をシェア

pagetop