生贄投票
「オマエいい加減にしろよ」


「それはこっちの台詞だ。とにかく次の投票までに、真犯人を見つけなきゃ、俺はオマエに投票するからな」


将也は全く聞く耳を持たない。


「おい、オマエらも何とか言ってくれよ」


修太は周りのクラスメイトに向かって助けを求めた。


「俺もショーヤの意見に賛成だな。だっておかしいだろ。このクラスに関係ないヤツが、何の為にこんなことをするんだ?」


「そんなこと知らねぇよ。犯人は二階堂なんだろ? 幽霊のすることなんか、俺に分かるわけねぇじゃん」


「本当に幽霊の仕業なのか? 誰かが二階堂のせいにして、俺らに復讐……っていうか、そのまんま二階堂の復讐をオマエがやってんじゃねぇのか?」


晃司は修太を睨みながら言った。
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